治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正 [ 内田博文 ]

治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正 [ 内田博文 ]

権利運動の制限と憲法改正 内田博文 みすず書房チアンイジホウノキョウクン ウチダヒロフミ 発行年月:2016年09月24日 予約締切日:2016年09月23日 ページ数:608p サイズ:単行本 ISBN:9784622085317 内田博文(ウチダヒロフミ) 1946年大阪府生まれ。

京都大学大学院法学研究科修士課程修了。

現在、九州大学名誉教授、神戸学院大学法学部教授。

専門は刑事法学(人権)、近代刑法史研究。

福岡市精神医療審査会会長、ハンセン病市民学会共同代表。

ハンセン病問題に関する検証会議副座長を務めた。

患者の権利擁護を中心とする医療基本法や、差別禁止法の法制化の問題にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 治安維持令と治安維持法(治安維持令の公布/治安維持法の成立/治安維持法の適用)/第2部 昭和三年改正法(昭和三年改正法の成立/昭和三年改正法の適用)/第3部 昭和九年および十年の改正法案(昭和九年および十年の改正法案の不成立/法改正挫折後に進んだ拡大適用)/第4部 新治安維持法(新治安維持法の制定/新治安維持法の施行とその法適用)/第5部 治安維持法の亡霊(治安維持法の教訓を活かすために/権利運動の危機と憲法改正) 大正14年公布、改正の度に進化した治安維持法。

帝国議会の審議と大審院判例から制定と運用の過程を読み解き、あらゆる「権利運動」を抑圧した法理論とその帰結を解明する。

歴史研究による刑法学。

本 人文・思想・社会 法律 法律


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