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王朝和歌史の中の源氏物語 (研究叢書 527) [ 瓦井裕子 ]

王朝和歌史の中の源氏物語 (研究叢書 527) [ 瓦井裕子 ]

研究叢書 527 瓦井裕子 和泉書院オウチョウワカシノナカノゲンジモノガタリ カワライユウコ 発行年月:2020年10月07日 予約締切日:2020年09月10日 ページ数:304p サイズ:全集・双書 ISBN:9784757609655 瓦井裕子(カワライユウコ) 兵庫県生まれ。

大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。

博士(文学)。

就実大学人文科学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 平安文学における類同表現とその解釈(『源氏物語』の菊と紅葉ー一条朝前後の好尚と表現史/『源氏物語』の“風に吹かれる竹”と同時代和歌/六条御息所の弔問歌ーさし置くという行為の意味するもの/『源氏物語』幻巻と月次屏風の世界/大中臣家重代歌人の表現踏襲ー家集を用いた歌の学習と詠歌 ほか)/第2部 平安時代和歌から見る『源氏物語』受容の黎明(藤原妍子周辺女房の哀傷歌と『源氏物語』/源師房歌合と『源氏物語』摂取の黎明/祺子内親王家歌合における『源氏物語』摂取と源師房/九月十三夜詠の誕生ー端緒としての『源氏物語』摂取/「扇のつま」に歌を書きつけるー『大鏡』の大斎院選子と『源氏物語』 ほか) 和歌表現という新たな指標を用いることで、これまでの『源氏物語』享受史研究を塗り替えることを試みる。

『源氏物語』の表現に着目し、表現の類同性と、表現摂取の方法について論じる。

前半部は、作中の表現と同時代の和歌表現との比較を通し、その表現の背景を詳らかにしていく。

後半部は、平安時代中期から後期にかけて、『源氏物語』の表現が和歌に摂取されていく過程・受容の諸相を、実証的な調査検討によって明らかにする。

全編を通して、和歌と散文作品との接点を丁寧に紐解きながら、平安時代中期から鎌倉期にかけての文学的交叉を浮かびあがらせ、物語摂取の具体的様相を文学史に位置付けた意欲作。

本 小説・エッセイ その他

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